前川清

前川 清（まえかわ きよし、本名同じ、1948年8月19日 - ）は演歌、ムード歌謡、バラード歌手である。長(zhǎng)崎県佐世保市松山町出身。血液型はO型。長(zhǎng)崎南山高等學(xué)校中退。長(zhǎng)男は歌手の前川紘毅。
小簡(jiǎn)介
1948年、長(zhǎng)崎県佐世保市出身。父は佐世保の米軍基地に船大工として勤務(wù)していたという。少年時(shí)代の前川清は野球が好きで、米軍基地で働く日本人職員の子弟を集めてチームを作っていたことがある。
米軍の佐世�；�地の兵舎から流れてきたジャズに衝撃を受け、中學(xué)、高校とジャズに熱中する。ジャズ好きが高じて歌手への夢(mèng)を抱くようになる。
1968年、高校中退後セールスマンなどを経て、佐世保のキャバレーで歌っていたところを內(nèi)山田洋に見出され、「內(nèi)山田洋とクール・ファイブ」にリード・ヴォーカリストとして參加。
1969年2月5日、『長(zhǎng)崎は今日も雨だった』でメジャーデビュー。同年の紅白歌合戦（第20回NHK紅白歌合戦）に初出場(chǎng)。「噂の女」（1970年）、「そして、神戸」（1972年）、「中の島ブルース」（1975年）、「東京砂漠」（1976年）など、國(guó)民レベルのヒット・ナンバーを數(shù)多く世に殘した。
クール・ファイブの一員だった時(shí)代の初期は、常に澄まし顔で斜に構(gòu)え、殆ど喋らないと言う冷たい二枚目キャラクターだった。だが1970年代半ばに萩本欽一がフジテレビ「欽ちゃんのドンとやってみよう!」のレギュラーに起用。二枚目キャラの裏側(cè)に隠れていた大ボケな個(gè)性を引き出し、お笑いの才能も広く認(rèn)められるようになった。なお前川は後に、初期のクールキャラも「欽ドン!」時(shí)代の樸訥な大ボケキャラも「演技だった」と告白している。
以降、歌手としてはもちろん「8時(shí)だョ!全員集合」「ドリフ大爆笑」や前述の「欽ドン!」といったバラエティ番組のコントでも活躍�！笟Jドン!」では萩本欽一と“コント54號(hào)”を結(jié)成していた。近年では梅沢富美男とのコンビでテレビ（NHKBS「ふるさと皆様劇場(chǎng)」）や舞臺(tái)でコントを見せていた。
1987年、クール・ファイブ脫退によりソロ活動(dòng)を本格的に開始。大物歌謡シンガーとして、揺るぎない評(píng)価を獲得している�，F(xiàn)在では珍しくなった直立不動(dòng)の基本姿勢(shì)からなされる揺るぎのない発聲と176cm（公式）という比較的長(zhǎng)身、安定した節(jié)回しの底に潛む情熱的な表現(xiàn)力が持ち味。
1971年に藤圭子と結(jié)婚したが翌年に離婚している。一時(shí)期アン・ルイスとのロマンスも噂された�！笟Jドン!」出演時(shí)（1970年代後半）、萩本欽一が「會(huì)わせたい人がいる」と前川を一人置いて舞臺(tái)からいなくなった後に、何の前觸れもなく前妻の藤が登場(chǎng)したことがある。それまでボケキャラ（演技）で客席を沸かせていた前川だったが、いきなり藤と二人きりにされたため、真顔に戻って絶句してしまった。
若い時(shí)期は演歌や歌謡曲だけではなく歐米のポップスやロックも好きで、コンサート等でもよく歌っていた。また、當(dāng)時(shí)のライブ盤に多數(shù)収録されている。ソロ活動(dòng)では坂本龍一が作曲したソロデビュー曲「雪列車」や井上大輔が作曲した「フィクションのように」など、ポップス色を出した曲も歌うようになり、「花の時(shí)、愛の時(shí)」や「抱きしめて」などバラードの名曲も數(shù)多く歌っている。
1997年にニッポン放送「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ」にゲスト出演した際、前年の紅白歌合戦で歌い大きな反響があった「抱きしめて」にリクエストが殺到、この時(shí)同郷（長(zhǎng)崎出身）の福山に曲制作を依頼、2002年発売の「ひまわり」でコラボレーションが実現(xiàn)した。なお、このCDのジャケット寫真も福山が撮影している。結(jié)果、この曲はヒットして、同年の紅白歌合戦でその曲を披露している。
マイクを片手に、一本立ちで歌う姿が特徴的であるが、Mr.Childrenの桜井和壽は、「一本立ちであれだけの表現(xiàn)力を持っているところは尊敬に値する」とラジオ番組で語っていた。後に、雑誌のアンケートでも「自分の書いた曲を歌ってほしい人」という質(zhì)問に対し「前川清さん」と書いている。
2007年3月11日のNHKのど自慢チャンピオン大會(huì)でゲスト歌唱の際、司會(huì)の宮本隆治が「氷川きよしさんで『一剣』、前川清さんで『せめて今夜だけは』」と言うところを「前川清さんで『一剣』、氷川きよしさんで『せめて今夜だけは』」と言い間違えたことを逆手に取り、「せめて今夜だけは」を歌い終えると「氷川きよしでした!」と言って笑いをとった。この手のネタは2005年の紅白歌合戦でも司會(huì)の山本耕史が前川を「山川、あっごめんなさい。前川清さんです」と言った際にも見せている。
自身の持ち馬であるコイウタが2007年ヴィクトリアマイルを優(yōu)勝したこと及び、2006年紅白歌合戦にクール・ファイブを再結(jié)成して出場(chǎng)したことが契機(jī)となり、その後クールファイブのメンバーと共に20年ぶりにレコーディングを行い、「前川清＆クール・ファイブ」として新曲を出すこととなった。そのタイトルは『戀唄－2007－』である。以降、「NHK歌謡コンサート」などにも"前川清＆クールファイブ"として度々出演し、ソロ活動(dòng)と平行しながら、クール・ファイブの一員としても活動(dòng)を再開している。
2008年8月、60歳を前に小學(xué)3年生の頃から悩まされていたという変形性股関節(jié)癥の手術(shù)を受けたことを明らかにした（8月5日に施術(shù)）。
2009年には子役の加藤清史郎が出演するCMであるトヨタ自動(dòng)車「こども店長(zhǎng)」CMオリジナル曲「こども店長(zhǎng)のうた」を歌唱。
レコード會(huì)社はクール・ファイブを脫退以後、ポニーキャニオン（1987年～1996年）、BMGビクター（1996年～1999年）、ガウスエンタテインメント（現(xiàn)：徳間ジャパンコミュニケーションズ）（1999年～2002年）を経て、2002年からはテイチクエンタテインメントに所屬。
敬虔なカトリックのクリスチャンで、洗禮名「セバスチャン」を持っている。進(jìn)學(xué)した高校もカトリック系。コンサートなどで時(shí)折話のネタに使うことがある。
自宅の近所にある教會(huì)のパーティに「同じクリスチャンだから」とノーギャラで出演を快諾したこともある。また母親は前川の離婚・再婚問題で時(shí)の教皇パウロ6世に直談判したことがある。